migugu2007

日頃から思っていること。

理論物理、反物質と重力についてです。アマゾンで出版した「聖書新世紀」の記述です。

反物質について
反物質の存在は、万有引力の法則の公式と、うり二つのクーロンの法則の公式から推察された、と思います。クーロンの法則公式は以下になります。
𝐹(𝑁) = 9 × 10^9 ⋅ 𝑞1(𝑐)×𝑞2(𝑐)
          𝑟𝑟2(𝑚)2     ここで、F(N);クーロン力
                  q1,q2;荷電粒子の電荷量
                   r;粒子の距離(m)
 q1・q2>0 ならば斥力 q1・q2<0 ならば引力を表す。つまり、q1、q2 の±が同じければ二つの間に斥力が働くことになる。それで、反物質の研究が行われているということである。反物質とは、ある物質と比べて質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反素粒子によって組成される物質のことです。例えば、電子はマイナスの電荷をもつが、反電子(陽電子)はプラスの電荷をもち、中性子と反中性子は電荷を持たないが、中性子はクォーク、反中性子は反クォークから構成されてい
ます。


反物質の研究の歴史
1,1952 年・・・宇宙線の中から陽電子が発見された。
2,1955 年・・・反陽子と反中性子が粒子加速器より発見される。
3,1955 年・・・反陽子と反中性子から成る「反水素」が生成される。
4,2011 年・・・反ヘリウム原子核が生成される。これが人類の手にできる最も重い反                               物質と言われている。
物質と反物質を衝突させて消滅させる「対消滅」には、エネルギーが必要のはずで普通に考えたら、二つが出会うとクーロン力により、お互いの電荷が影響しない距離にはなれると思う。この結果、反物質による飛行物体の開発は不可能であることが判明した。

重量子(グラビトン)の発見
熱エネルギーが電磁波として宇宙空間を伝わり、熱輻射として物体に作用するのであれば、重力波も同様に電磁波として宇宙空間を伝わり、重力輻射の様に作用するのではないか? そうすれば、熱エネルギーが物体で遮断できるように重力波も何らかの方法で遮断できると思う。重量子の発見が待たれる。そう遠い未来ではない気がする。


空間の歪(ゆがみ)
アルベルト・アインシュタインが展開したように開いた空間ならひずみが逃げることが出来るので考えやすい。しかし、閉じた空間とすると、歪みは考えにくいが、果物の中に種があるように、種が徐々に成長しながら果肉も成長していくと考えると、現在の宇宙の在り方が当てはまり、閉じた空間でも歪みがある、と考えられる。重力波も空間の歪みで曲がるのであろう。


重力のコントロールについて
電磁波である熱エネルギーは物質で遮断できるが、どうやら重力波は地上のほとんどの物質を透過する性質を持つようです。遮断できる物質が存在しないのであれば、人間が作るのみである。今度は「音」にヒントがありそうです。銃のサイレンサーのような衝撃波の吸収は意味をなさないかもしれないが、ラジオのボリュームの様に電気的に増減するか、重力は電磁波と同じで、横波であろうことが想定できるから、波長を合わせて相殺するか位相をずらしたりして増減できないであろうか? 未来の技術開発を待ちます。