migugu2007

日頃から思っていること。

入院中考えたこと。

尊厳死について

先に記した「精神病院の実態」に示した約20名の寝たきりの人々を見ていて感じていたことは、介助の食事、排泄物はおむつ、介助の入浴ですべて看護師任せである。そのあまりの悲惨さに、つい尊厳死を考えてしまった。「尊厳死(death with dignity)」とは、人間が人間として「死」に尊厳(dignity)を保って臨むことである。インフォームドコンセント(医師と患者との十分な情報を得たうえでの合意)があることも必要である。すべてを他人任せの介助を受け、何のために生きるかの判断ができなくなる前に、「尊厳死」を考えることも必要ではないだろうか?日本でもその為の法律の整備が絶対必要であると考える。