migugu2007

日頃から思っていること。

愛について考えています。

愛について

その昔、京都に上洛する上杉家の一行に「愛」と言う兜飾りを付けた武将がいました。「愛」は人間の複雑な感情で、古代から哲学者たちによって論じられていました。しかし、宗教はむしろ否定的に論じています。私は「愛」とは論理的思考ではなく感情的思考から生まれるものと考えています。ギリシアの哲学者プラトンは「愛」とは単に個人間の肉体的・感情的な魅力ではなく人間同士そして神とつながる力である、としている。又その弟子アリストテレスは「愛」とは二つの肉体に宿る一つの「魂」であると述べた。また、ディオティマは愛とは肉体的美しさを愛することから知的美しさを愛することそして、最終的には神への愛へと昇華していく過程である、この愛は永遠に不滅でありの身体的死を超越して持続すると述べている。東洋文化ではインドから派生した仏教が自己の欲望から解放された「慈悲の心」とし、東洋文化の一端であるキリスト教では、「愛」は神聖なもので自己犠牲が必要なものとしている。そして、人間には「オキシトシン」と言うホルモンが脳に分泌されて愛情や信頼感を高めるという作用を持っている。ですが結局「愛」とは「親子、兄弟、姉妹がお互いに慈しみあう気持ち」「特定な人を恋愛の対象として愛(いと)おしいと思う心」ではないでしょうか?

 

聖書新世紀

聖書新世紀

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上が私の書いた「聖書新世紀」です。